建築情報学会 年次学術交流大会 ラウンド・テーブル・セッション公募のご案内(応募期限:1/31まで)

会員の皆様につきましては建築情報学会へのご参加とご支援、誠にありがとうございます。本年度は例年開催しております建築情報学会WEEKを、東京で開催される国際学会CAADRIAとの共催イベントCAADRIA2025として、2025年3月20日〜29日の間に、開催致します。その期間内に、会員の皆様の直接的な学術的な交流の場となる「ラウンド・テーブル・セッション」を3月22日~25日の間に開催する運びとなりましたので、公募セッションの提案にご興味のある方は是非ご応募をご検討ください。

1. Overview
The Round Table Session is a new conference format designed to shift the focus of academic exchange from the traditional focus on research presentations to a focus on discussions on specific topics proposed by AIS members. Each session will consist of four panelists in principle, including the session organizer, who has a strong interest in the topic.
それぞれのセッションはセッション・オーガナイザーを含む原則4名程度のそのトピックに関心の強いパネリストで、セッション・オーガナイザーが準備したトピックについて60分間の議論をしてもらいます。以下に記す今年のテーマに即し建築情報学の発展と啓蒙にふさわしいトピックについての、他ではできない深い議論や意見交換が期待されます。議論は録画され、CAADRIA2025期間中はYouTubeにて一般に向けて、期間後は建築情報学会員向けに公開されます。
今年は、CAADRIA2025との共催であるため、公募によるラウンドテーブルセッションに加えて、CAADRIAワークショップのインストラクターをパネリストに迎えたラウンドテーブルセッションやラウンドテーブルセッション実行委員会の企画する特別ラウンドテーブルセッションも予定しています。

2. 2025年度テーマ “Informatics and Intentionality”
効率化、高性能化、流動化、価値創出などをもたらす情報化は、現実を情報という抽象要素に還元し、他の情報との関係を持たせることを可能にしており、新たな情報の抽出と関係付けにより、人工知能を含むデジタル技術が日々発展し、人々の暮らしに大きな影響を与えています。しかしその影響はポジティブなものとは限らず、昨今の分断や混乱も巻き起こる社会においては、情報化が向かう先と現実との着地点も意識されることが望まれます。2025年のラウンド・テーブル・セッションでは”Informatics and Intentionality”をテーマとし、何と繋がる何のための情報化であるかを意識しながら、都市と建築と関連分野での人工知能やxR、コンピュテーショナルデザインやBIM、ロボットやデジタル・ファブリケーション、またそれらに収まらない領域における新たな建築情報学の可能性について議論するトピックのラウンド・テーブル・セッションを以下のように公募致します。

3. Call for Session Organizer
今年もセッション・オーガナイザーとしてラウンド・テーブル・セッションのトピックとパネリストを企画し、セッションにおける議論を導いてくれる方を募集します。公募によるラウンド・テーブル・セッションの応募資格は一般会員・学生会員などの種類に関わらず建築情報学会員であることとします。セッション・オーガナイザーに応募することを希望する建築情報学会員は、下記の内容とともにリンクのセッション公募Google Formから期日までに応募してください。
なお、提案するパネリスト候補者が応募時に未打診である場合でも応募は可能です。
提案されたラウンド・テーブル・セッションは、応募書類に基づいてラウンドテーブルセッション実行委員会が審査し採択結果を通知します。
Application Google Form:. https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeH6ESRheXhe0aq1VapEmBjQFAGl27tbtwYix7eG6JLXKcVtQ/viewform?usp=sf_link
(2025年1月31日まで)

 ・セッション・タイトル(日本語と英語の両方)
 ・使用言語(日本語のみ・英語のみ・英日併用のいずれか)
 ・トピック概説(使用言語に応じて、日本語500字以内 英語200語以内の両方あるいは、いずれか一つ)
 ・パネリスト候補者(了承済み、打診済み、打診前のパネリスト候補者全てを記すこと)
 ・参考主著論文(応募者の主著論文であれば、新規、既出、学内論文など問わない)

4. コーディネーターとの調整と実施日時
それぞれの採択されたセッション提案は、ラウンド・テーブル・セッション実行委員会の委員がコーディネーターとして担当し、セッション内容やパネリスト人選について助言を行います。セッション・オーガナイザーは担当コーディネーターとセッションのより具体的な内容やパネリストを調整し、期日までにプログラムを確定します。なお、セッション・オーガナイザーやパネリスト、または運営上の都合により、開催日時を3月22日~25日の適切な時間に行えない場合は、ラウンド・テーブル・セッションの事前収録をお願いすることもあります。その場合、録画されたセッションの動画は3月22日~25日の適切な時間に公開されます。

5. Format and Structure of the Round Table Session
2025年の公募によるラウンド・テーブル・セッションは会場の都合によりオンラインの形式でのみ開催されます。セッションは3月22日~25日の期間中にZoom上で実施され、その様子をYouTube上でライブ配信、または都合が合わない場合はZoom上で事前録画されたセッションが配信されると同時に、その記録はCAADIRIA2025会期中は一般に公開され、会期後は会員限定で配信されます。セッションの実施時間はパネリスト決定後にセッション・オーガナイザーとコーディネーターで調整し、ラウンドテーブルセッション実行委員会がプログラムを作成します。セッション・オーガナイザー、パネリスト、または運営上の都合で期間中の実施が困難な場合の事前録画日時もセッション・オーガナイザーとコーディネーターで調整して決定します。
After the panelists have been selected, the organizers will be asked to submit their preferred time during the time slots below, after which the Executive Committee will adjust the programs accordingly. In case of difficulty in hosting the session during the time below due to reasons such as panelists' availability, the session could be pre-recorded.
ラウンド・テーブル・セッションの司会はセッション・オーガナイザーが努めます。60分間の構成は下記のモデルを参考に進めてください。パネリストには必ずしもプレゼンテーションの義務はありません。パネリストによるプレゼンテーションは、以下のモデルではディスカッションの一部として扱ってください。
 ・セッションテーマに関するオーガナイザーのプレゼンテーション
  約20分間
 ・プレゼンテーションに対するパネリストの応答と意見
  約40分間
 ※終了後1週間以内に、セッション・オーガナイザーはWebに掲載する議論のまとめ(日本語1000字以内 英文300語以内)を提出してください。

6. schedule
 – セッション・オーガナイザー公募期間:
  2024年12月27日〜2025年1月31日
 – セッション・テーマ採択通知:
  2025年1月末~2月上旬
 – プログラム確定:
  2025年2月下旬
 – ラウンド・テーブル・セッション開催:
  2025年3月22日~25日

7. other
ラウンド・テーブル・セッション企画の最大の特徴は会員が議論のトピックを自由に提案できることにあります、実は建築情報学会にはまだ領域の定義やテーマを分類する細目などは存在しません。建築情報学会としてどのようなトピックが議論されるべきなのかどうかも会員の皆さんの積極的な議論の対象になることを望んでいます。分野や組織を横断し、国際的に、しかも特定のトピックに特に関心や経験のある人々が集まることはなかなか難しいのが現状です。建築と情報に関する新たな融合的学問を目指す建築情報学関連では特に、そのような機会を持つことが簡単ではないことを踏まえ、学会が学問的な進歩を促進する方策として準備しました。研究的なものだけでなく実務的なものや教育的なものなど様々なトピックについて海外の先進的な研究者や、早くから注目してきたパイオニア、具体的な実践経験者など、異なる視点から有用な議論が行われることを希望しています。会員であれば誰でもセッション・オーガナイザーに応募できますが、特に博士論文や建築情報学会査読論文を準備中の皆さんには、専門性の高いパネリストと直接の意見交換ができる場としての活用を期待します。

8. FAQ
– セッション・オーガナイザーを含みパネリストの数が4人でなくても構いませんか?
Yes. The number of panelists does not have to be four, but please be careful to allocate the time so that each panelist can participate meaningfully in the 60-minute session.

– セッションの長さは60分でなくても構いませんか?
Please plan and conduct your session so that it is approximately 60 minutes in length.

– 聴衆・視聴者からの質疑応答を設けても構いませんか?
ライブ配信の場合はYouTube配信のチャット欄から質疑応答を受け付けるのは構いません。ただし質問が多い場合、少ない場合どちらの場合であっても60分間でセッションを行えるように計画と対応をお願いします。

– 会期中にセッションを行うのが難しそうな場合は、セッション・オーガナイザーがパネリストと議論した様子を録画して提出するのでしょうか?
会期前に録画する場合は、ラウンド・テーブル・セッション実行委員が録画用のZoomミーティングを設定し、セッション・オーガナイザーとパネリストに参加してもらい録画しますので、セッション・オーガナイザー側で録画してもらう必要はありません。コーディネーターと相談の上、パネリストが事前に集まれる日時を調整し、Zoom上でセッションを行ってください。録画したセッションは会期中に配信します。

– パネリストの候補が確定した後、万一パネリストが参加できなくなった場合、候補者を変更することは可能ですか?また、候補者を決定する最終期限はいつですか?
そのような場合にセッション・トピックに適した別の候補者にパネリストを変更することは可能です。最終期限はプログラムを確定する2月下旬ですが、状況に応じて対応します。

担当:国際活動委員会