11月7日(火) 主催シンポジウム「コンテンツ生成AIからみる建築情報学」アーカイブ限定公開中!

緊急開催シンポジウム「コンテンツ生成AIからみる建築情報学」開催
2023年11月7日(火) 13:00〜18:00

限られた情報を元に驚異的な速度で、自然に見える新しいイメージや文章を生成・提供してくれる生成モデル AI が唐突に普及期に入りました。
様々なコンテンツ生成 AI の研究発表の多くが、迅速な社会実装を強く意図していること、これまでの数十年でネットワーク上に構築された情報の利用が低コストでその能力を提供できること、そして自動化された学習により獲得した能力を誰でも利用することができる状況にあります。
次々に発表される AI の機能や生成物、社会実装の速度は脅威的と言えるかもしれません。これまでの AI の利用とはフェーズの異なる大きなインパクトが経済と社会にもたらされつつある中で、臨界点に達した AI に、より具体的な発展・期待を抱く一方で、戸惑いや不安も生じている面もあり、建築情報学会にとっても本質的な論点でもあり、この歴史的節目に分野を横断した議論を通じて、可能性と問題点の認識を共有する機会としたいと考える。

開催概要
日時:2023 年 11 月 7 日(火) 13 時〜18 時
会場参加:受付終了しました

シンポジウムのアーカイブ動画は、下記会員ページにて限定公開中!
https://fellow.ais-j.org/user/contents/95


構成:敬称を省略させていただいております

13:00 ~ 14:00
第一部(招待講演):「建築とAIの国際的動向」
※自動同時翻訳ツール使用
講演:
 Neil Leach(フロリダ国際大学 教授)
Neil Leach is an architect and professor from the UK. He currently directs the Doctor of Design program at FIU, and has also taught at the Architectural Association, Harvard GSD, Columbia GSAPP, Cornell, IaaC and SCI-Arc.

He is the co-founder of DigitalFUTURES, an online educational platform that operates in 10 languages; a former researcher for NASA, where he developed 3D printing technologies for the Moon and Mars; and a member of the Academia Europaea, Europe’s leading academy with over 50 Nobel laureates.

He has published over 40 books on architectural theory and digital design, translated into 8 different languages. He is currently working of artificial intelligence. His most recent books include Architecture in the Age of Artificial Intelligence: An Introduction to AI for Architects (Bloomsbury, 2022) and Machine Hallucinations: Architecture and AI (Wiley, 2022)

モデレーター:
 杉原 聡(建築情報学会 代議員/ ATLV)


14:00~14:30
休憩・ポスターセッション1:「学生・若手の先駆者からメッセージ」
短期集中型ワークショップ「Fes」参加者を主としたグループによるポスター展示とパネルディスカッション
発表者:
森屋友佑(東京大学 / NESS)、須藤望(東京大学 / NESS)、梅津憂剛(大阪産業大学 / and_d)、大本和尚(立命館大学)、YUiCHI(AiHUB・組織設計事務所)、渡辺大介(東京大学)
モデレーター:山田 悟史(建築情報学会 代議員 / 立命館大学 准教授)


14:30~16:00
第二部:「AI と人間社会」
パネリスト:
 尾形 哲也(早稲田大学 理工学術院基幹理工学部表現工学科 教授)
早稲田大学卒業後、京都大学大学院情報学研究科准教授等を経て、現職。神経回路モデルとロボットシステムを用いた、認知発達ロボティクス研究、特に予測学習、模倣学習、マルチモーダル統合、言語学習、コミュニケーションなどの研究に従事。2023年文部科学大臣表彰科学技術賞などを受賞。
 村上 祐子(立教大学大学院人工知能科学研究科 教授)
立教大学大学院人工知能科学研究科教授。Ph.D.(Philosophy, Indiana University). 日本学術振興会特別研究員(PD)、国立情報学研究所、東北大学を経て現職。主な研究テーマは道徳推論の公理化・自動化、情報学の哲学と倫理、科学コミュニケーションとしての情報教育。
 清木 昌(東京大学生産技術研究所5部 豊田研究室 リサーチフェロー)
東京大学生産技術研究所5部豊田研究室リサーチフェロー。
1979年生まれ。東京大学大学院情報理工学系研究科修士課程を修了し、任天堂株式会社に入社。以降、ゲーム業界にて、プラットフォーム開発からゲーム開発、R&D、新規事業開発を経験。2022年より、より幅広いコンテンツを扱う会社にてCTO職。

モデレーター:
 池田 靖史(建築情報学会 会長 / 東京大学工学系大学院建築学専攻 特任教授)


16:00~16:30
休憩・ポスターセッション2:「学生・若手の先駆者からメッセージ」


16:30~18:00
第三部:「AI と建築情報技術ビジネス」
パネリスト:
 大嶋 泰介(Nature Architects㈱ 代表取締役 CEO)
東京大学にて博士課程単位取得退学。2017年5月にNature Architectsを創業。独立行政法人情報処理推進機構より未踏スーパークリエータ、総務省より異能ベーションプログラム認定。ナイスステップな研究者2023認定。
 関享太(HEROZ㈱ LLM戦略担当 執行役員)
東京大学大学院を修了後、大手電機メーカーへ就職。研究開発、海外マーケティングなどを経験した後、2014年にデロイトトーマツコンサルティング合同会社に転職し、新規事業戦略策定などのプロジェクトに数多く携わる。2018年HEROZ入社。2021年8月より執行役員として着任。
 野呂 侑希(燈㈱ 代表取締役CEO)
東京大学工学部。高校1 年次よりハッカソンに出場。Yahoo! Open Hack Uで審査員特別賞受賞。東京大学入学後は、人材会社を創業、代表取締役としてグロース。松尾研究所にて企業提案と共同研究に従事。2021年に燈株式会社を創業。「Forbes JAPAN 30 Under 30 2022」受賞。

モデレーター:
 粕谷 貴司(建築情報学会 代議員 / ㈱竹中工務店 情報エンジニアリング本部 シニアチーフエンジニア)


総合司会:
山田 悟史(前述)