建築情報学会 年次学術交流大会 ラウンド・テーブル・セッション開催概要(応募期限:1/28まで延長)

会員の皆様につきましては建築情報学会へのご参加とご支援、誠にありがとうございます。
建築情報学会では2024年3月2日(土)〜5日(火)の間に、建築情報学会WEEK2024を予定しています。会員の皆様の直接的な学術的な交流の場となる「ラウンド・テーブル・セッション」を今年も開催する運びとなりましたので、セッションの提案にご興味のある方は是非ご応募をご検討ください。


 

1. 概要

ラウンド・テーブル・セッションは、従来の研究発表中心の学術交流から、会員の発案による特定のトピックに関する議論を中心にした学術交流へシフトすることを意識した、新しい会議形式です。

それぞれのセッションはセッション・オーガナイザーを含む原則4名程度のそのトピックに関心の強いパネリストで、セッション・オーガナイザーが準備したトピックについて60分間の議論をしてもらいます。以下に記す今年のテーマに即し建築情報学の発展と啓蒙にふさわしいトピックについての、他ではできない深い議論や意見交換が期待されます。

議論は録画され、WEEK期間中は一般に、期間後は建築情報学会員向けに公開されます。

 

2. 2024年度テーマ “Digital Liminality”

今日デジタル技術の発展と浸透により、建築において現実に建設されるものとデジタルメディア上で設計・提案されるものの間の二重性のみならず、我々の生活における現実での生活とデジタルメディア上での活動の二重性は分かちがたく溶け合って来ています。

2024年のラウンド・テーブル・セッションでは、”Digital Liminality”をテーマとし、デジタルと現実の境界領域の可能性。さらにはそれが溶け合った先に現れる新たなフェーズの可能性を探求するトピックについてのラウンド・テーブル・セッションを以下のように公募致します。

 

3. セッション・オーガナイザーの公募

今年もセッション・オーガナイザーとしてラウンド・テーブル・セッションのトピックとパネリストを企画し、セッションにおける議論を導いてくれる方を募集します。公募によるラウンド・テーブル・セッションの応募資格は一般会員・学生会員などの種類に関わらず建築情報学会員であることとします。

セッション・オーガナイザーに応募することを希望する建築情報学会員は、下記の内容とともにリンクのセッション公募Google Formから期日までに応募してください。 なお、提案するパネリスト候補者が応募時に未打診である場合でも応募は可能です。また、提案するトピックに応募者が研究・実務などを通じて取り組んでおり、なおかつ招待したい専門家と(海外の方であるとき)問題なく議論できる場合に、国内・海外を問わず、トピックの専門家のパネリストとしての招待を、建築情報学会会員の協力のもと建築情報学会WEEK実行委員会を通じて打診できます。

提案されたラウンド・テーブル・セッションは、応募書類に基づいて建築情報学会WEEK実行委員会が審査し採択結果を通知します。

応募Google Form: https://forms.gle/6CLZx1RHqGtnPGFR7

(2024年1月28日まで)

– セッション・タイトル [日本語及び英語]
– 希望会場 [オンライン・会場・ハイブリッド]
※下記ラウンド・テーブル・セッションの形式と構成参照
– 使用言語 [日本語のみ・英語のみ・英日併用のいずれか]
– トピック概説 [使用言語に応じて、日本語500字以内 英文200語以内の両方あるいは、いずれか一つ]
– パネリスト候補者 [各候補者選定の進捗について、以下の四つから選択してください]
【(A)打診済みかつ承諾済み、(B)打診済み、承諾待ち、(C)未打診、オーガナイザー自身で打診予定、(D)未打診、建築情報学会WEEK実行委員会を通じた打診を希望】
– 参考主著論文 [応募者の主著論文であれば、新規、既出、学内論文など問わない]

 

4. コーディネーターとの調整

それぞれの採択されたセッション提案は、建築情報学会WEEK実行委員会の委員がコーディネーターとして担当し、セッション内容やパネリスト人選について助言を行います。セッション・オーガナイザーは担当コーディネーターとセッションのより具体的な内容やパネリストを調整し、期日までにプログラムを確定します。

 

5. ラウンド・テーブル・セッションの形式と構成

2024年のラウンド・テーブル・セッションは会場、オンライン、またはそのハイブリッド(パネリストの一部が会場、その他がオンラインである場合)の形式で開催されます。会場は東京大学で、会場とハイブリッドの形式は3月3日に限られます。
これらいずれの場合も議論の様子は会期中は一般に配信され、会期後は会員へ録画配信されます。
応募者は、希望に添えるとは限りませんが、会場・オンライン・ハイブリッドのいずれのセッション形式を希望するかを応募時に記してください。セッションの開催時間はパネリスト決定後に以下のスケジュールの間でオーガナイザーに希望時間を提出してもらい実行委員会で調整してプログラムを作成します。参加者の都合などにより会期時間中にセッションを行うのが困難な場合は事前録画となることもあります。

使用言語は 英語・日本語・英日併用の3種類からあらかじめ選択して下さい。
ラウンド・テーブル・セッションの司会はセッション・オーガナイザーが努めます。60分間の構成は下記のモデルを参考に進めてください。パネリストにはプレゼンテーションの義務はありません。必要に応じて行う場合には、ディスカッションの一部として扱ってください。

 開催スケジュール(日本時間)

3月3日(日) 9時-18時:会場・ハイブリッド開催
3月4日(月) 9時-21時:オンライン開催
3月5日(火) 9時-21時:オンライン開催

※セッションテーマに関するオーガナイザーのプレゼンテーション:約20分間
※プレゼンテーションに対するパネリストの応答と意見:約40分間

終了後1週間以内に、セッション・オーガナイザーはWebに掲載する議論のまとめ(日本語1000字以内 英文300語以内)を提出してください。

 

6. 日程

– セッション・オーガナイザー公募期間: 2023年12月11日〜2024年1月28日
– セッション・テーマ採択通知: 2024年1月末日まで
– プログラム確定: 2024年2月12日
– ラウンド・テーブル・セッション開催: 2024年3月3日~5日

 

7. その他

ラウンド・テーブル・セッション企画の最大の特徴は会員が議論のトピックを自由に提案できることにあります、実は建築情報学会にはまだ領域の定義やテーマを分類する細目などは存在しません。建築情報学会としてどのようなトピックが議論されるべきなのかどうかも会員の皆さんの積極的な議論の対象になることを望んでいます。

分野や組織を横断し、国際的に、しかも特定のトピックに特に関心や経験のある人々が集まることはなかなか難しいのが現状です。建築と情報に関する新たな融合的学問を目指す建築情報学関連では特に、そのような機会を持つことが簡単ではないことを踏まえ、学会が学問的な進歩を促進する方策として準備しました。研究的なものだけでなく実務的なものや教育的なものなど様々なトピックについて海外の先進的な研究者や、早くから注目してきたパイオニア、具体的な実践経験者など、異なる視点から有用な議論が行われることを希望しています。

会員であれば誰でもセッション・オーガナイザーに応募できますが、特に博士論文や建築情報学会査読論文を準備中の皆さんには、専門性の高いパネリストと直接の意見交換ができる場としての活用を期待します。

また、海外の著名な研究者などとの議論を望む場合には、建築情報学会WEEK実行委員会を通じた招待の打診も利用ください。

 

8. よくある質問

- セッション・オーガナイザーを含みパネリストの数が4人でなくても構いませんか?
パネリストの数は4人でなくても問題ありませんが、60分の時間で各パネリストが意義のある議論に参加できるよう時間配分に注意してください。

- セッションの長さは60分でなくても構いませんか?
セッションの長さはおおよそ60分となるように計画と進行をお願いします。

- 聴衆・視聴者からの質疑応答を設けても構いませんか?
会場でセッションを行う場合は会場の聴衆から、またオンラインの場合は配信のチャット欄から質疑応答を受け付けるのは構いません。ただし質問が多い場合、少ない場合どちらの場合であっても60分間でセッションを行えるように計画と対応をお願いします。

- パネリスト候補の参加確認が取れていないため、会場で行える確証がありません。応募時の希望の形式は後で変えられますか?
セッション採択後に、オンラインで行うか、会場で行うか、ハイブリッドで行うかを相談し、全体のスケジュールを踏まえて各セッションに適したものに調整するので、応募時には希望の形式を書いてもらって構いません。

- 会期中にセッションを行うのが難しそうな場合は、セッション・オーガナイザーがパネリストと議論した様子を録画して提出するのでしょうか?
会期前に録画する場合は、建築情報学会WEEK実行委員が録画用のZoomミーティングを設定して録画しますので、セッション・オーガナイザー側で録画してもらう必要はありません。コーディネーターと相談の上、パネリストが事前に集まれる日時を調整し、Zoom上でセッションを行ってください。録画したセッションは会期中に配信します。

- パネリストの候補が確定した後、万一パネリストが参加できなくなった場合、候補者を変更することは可能ですか?また、候補者を決定する最終期限はいつですか?
そのような場合にセッション・トピックに適した別の候補者にパネリストを変更することは可能です。最終期限はプログラムを確定する2月12日ですが、状況に応じて対応します。