論文集『Journal of Architectural Informatics Society』査読規程

改正 2021/10/5

[1] 査読者の選任

論文編集小委員会は、投稿締切までに投稿された論文に対し、投稿締切後に2名の査読者を選任する。査読者は建築情報学会会員に限定せず、投稿論文のジャンルに精通した人材を選任する。査読者名は著者に秘す。

[2] 査読の方法

応募規程および執筆要領等と照合できる事項は査読に先だって論文編集小委員会が処理をする。
査読者は「査読システム運用要領」に記載する査読システムにて査読を行う。査読者は査読の受諾後4週間以内に、「採用」、「条件付き採用」、「再査読」、「不採用」いずれかの判定を行い、査読書を査読システムに投稿をする。査読書の言語は英語を基本とし、投稿者が希望した場合は日本語の場合もある。
査読委員は「条件付き採用」、「再査読」、「不採用」の判定について、査読書に査読の意見を、簡潔に、具体的、客観的に明記する。査読書を執筆する際は、査読者の記述事項が文献の引用に基づいたものか、査読者の意見なのかを明示する。
論文編集小委員会は、査読者が提出した査読書を精査し、必要に応じて追記・修正を求める。追記・修正を求められた査読者は、1週間以内に訂正版を提出する。
「再査読」は1回の修正を限度とする(「再査読」の修正稿に対する「再査読」の判定は認めない)。
査読を受諾してから4週間以内に査読書の提出が無い査読者については、査読を放棄したものとみなす。その場合、論文編集小委員会を開催し、小委員会で判定をするか別の査読者に依頼するかの判断を行う。

[3] 査読書の開示

査読書は、査読システム上で一般に開示する。
査読書の言語が投稿者が希望する言語と異なる場合は、論文編集小委員会の責任で翻訳を行い、元の査読書と翻訳した査読書の両方を開示する。

[4] 評価項目

下記の項目について記述法、表現上の評価を行う。
 a)建築情報学の趣旨を十分理解した内容であること。
 b)論旨の妥当性:論旨の整合性がとれており,論理の飛躍等がないこと。
 c)実験・調査の方法の妥当性:目的に対して適切であること。また倫理にかなっていること。
 d)既往関連研究との対応:既往の関連研究に対する位置づけを明らかにしていること。
 e)表現の適切さ:論文の主旨を十分に要約していること。
 f)用語・説明の適切さ:当該分野で妥当な用語を正確に用いているか,定義が十分になされていること。また,図・表等は内容を適切に表現しており説明文との不必要な重複のないこと。
 g)文献引用の適切さ:初出文献等が明示され,著作権への配慮が十分行われていること。
 h)商業主義への中立性:企業名・商品名・施設名等がみだりに用いられていないこと。

[5] 判定方法

 a)2名の査読者の判定が共に「採用」あるいは「不採用」であった場合、投稿論文の採否が決まる。
 b)一方の査読者が「採用」で他方の査読者が「条件付き採用」、あるいは2名共に「条件付き採用」の場合、修正稿を論文編集小委員会が確認をして採用が決まる。
 c)一方の査読者が「採用」か「条件付き採用」で他方の査読者が「再査読」、あるいは2名共に「再査読」の場合、「再査読」の判定をした査読者が修正稿に対して4週間以内に、「採用」、「条件付き採用」、「不採用」いずれかの判定を行い、論文編集小委員会に報告する。
 d)投稿論文および修正稿の判定が、一方の査読者が「不採用」の場合、論文編集小委員会を開催し、「不採用」とするか否かを決定する。

[6] 二重投稿に対する対処

投稿原稿が論文審査を伴う刊行物に投稿された論文あるいは投稿中の論文と内容が同一の場合、二重投稿とみなし不採用とする。後日に二重投稿が判明した場合は、論文編集小委員会の判断で取り下げる。査読のある学術雑誌以外への投稿や発表は、研究の途中経過報告とみなし、二重投稿の対象としない。

[7] 査読者への謝金

査読者には投稿論文の最終判定が確定後に5,000円の謝金を支払う(査読を放棄した場合は謝金は支払わない)。

以上